高校時代は、ビート系の音楽活動に夢中。
大学時代は、野球未経験にもかかわらず野球部に入部。
野球が好きだったので、1回はちゃんとした部活をしてみたかったのです。幸いにも弱小で部員数の少ない野球部だったので、あっさりと入部を許可されました。でも、最初の練習が終わったときに、先輩から「お前は本当の未経験者だったんだな(笑)」と言われました。平凡な外野フライも捕れないし、打撃練習ではピッチャ-ゴロしか打てないのですから。でも、練習は楽しく一生懸命がんばりました。1年経った時には、先輩から、「技術的に一番伸びたのはお前だな」と誉められましたが、それでも一番ヘタなのは自分でした。
卒業後は、SEIKOに入社。
でも、そうした数年経ったある日のこと、「自分にしかできない何かのプロになってみたいな」と思いが芽生えました。
そこで、専門性をつけるべき選んだのが、税理士試験へのチャレンジでした。毎日、仕事が終わってから3時間、土日は9時間、仕事をしながらの勉強を数年間続けたところ、無事に合格することができました。
そして、税理士試験の合格とともに、無謀にも開業。
でも、コネもないので顧問先はゼロでした。しかし、幸いなことに、専門学校や大学の講師、執筆の仕事をいただけたので、それで何とか生活ができました。こうした講師・執筆の仕事のおかげで、わかりやすい説明ができるようになったと思います。その後、この経験が顧問先の経営者の方へ、経営状態等を説明する際に、とても役に立ちました。
また、当初は、潤沢な時間があったので、顧問先の経営者の方と、経営状態をじっくり分析しながら問題点を把握し、そして一緒にその対策を考える、ということができました。このスタンスは今でも変わらず、弊事務所の強みとして生きていると思います。
音楽活動と野球は、今でも趣味として続けています。縁というのは面白いもので、顧問先には、いくつかの音楽事務所、ミュ-ジシャン、プロ野球選手がいらっしゃいます。
最近は、子供の影響で鉄道に、はまりつつあります。お勧めのDVDは「ひたちなか海浜鉄道」です。鉄道6賢人(鉄道オタク6人衆)が、昭和30年製のディ-ゼル列車(キハ22)に乗るだけのものですが、田舎の風景の中をディ-ゼル列車がのんびりと走っているのを見るのは楽しいものです。実は、私もDVDを見るだけで飽き足らなくなり、先日、下北沢から片道2時間かけて茨城県まで出かけ、勝田-那珂湊-阿字ヶ浦間のキハ22の旅を楽しんできました。税理士:川辺 洋二
学習院大学経済学部卒業後、SEIKOに勤務、1994年に税理士試験合格、1995年に独立開業。
経営者の立場に立ち、わかりやすい説明には定評がある。
早稲田大学講師、産能大学講師。著作多数。